ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

ラジオに気持ちを救われた話

ジャニーズの話は出てこないのですが、出オチになろうとこの気持ちを残しておきたかったのです。
特に落ちもないです。

コロナウィルスが世界を席巻して半年以上経ってきました。
ジャニーズからはまさかの自軍、伊野尾ちゃんが感染してしまったけれど、
正直今となっては誰がかかってもおかしくないし、若い人はそこまでひどい症状が出てなさそうなのであまり驚くこともなくなり、
むしろ個人的にはインフルエンザと同じくらいメジャーな疾患になるんじゃねえの?って思ったりしてます、知らんけど。

でも緊急事態宣言が出ていたころ、基本的にはマイナスな気持ちに引っ張られやすい私は、
毎日毎日同じコロナの話題とその煽りに辟易していました。
明らかに今までと違う、1週間仕事だけじゃなくて休みの日も外に出て買い物したり遊びに行っていた生活が、
よくて週一回近くのコンビニやドラックストアに散歩するだけの生活になったらそれはもう気がめいりますって。

エンタメももちろん奪われて、私も行く予定だった薮ちゃんの舞台と高木君の舞台が中止になって*1
有岡くんは毎日寝癖をシェアしてくれていたけど、それでもいつもとは違う総集編ばかり、口を開けばコロナコロナの番組ばかり。
楽しいことはSwitchのポケモン無人島生活くらいでした。


そんな中、いわゆる自粛生活中に新しく始めたことがありました。

ラジオを聴くことです。

実は自軍のラジオも深夜帯のものは新曲音源初解禁のとき以外はちゃんと聴いていないくらいラジオを聴く習慣がなかったんです。
何か作業をするとき生活音がしないと落ち着かない自分は一人で勉強するときなどはよく音楽を聴いて作業をしているのですが、
自粛生活中のフル在宅勤務、打ち合わせを除いた約7時間近く音楽だけ聴くのは妙につらく*2
結果的に「ラジオを聴こう」ということになりました。
ラジオであれば30分の短いスパンのものや、2~3時間の長い番組などがあり基本的にずっと流しておけばいいし、
ジャニーズの子たちもラジオたくさんやってて番組選びに悩まないとおもったから。

先ほどラジオを聴く習慣がないと言ったけれど、実は十数年前の高校生時代、なぜかクラスで特定のラジオを聴くことが流行り、
勉強中に中学時代授業で作ったラジオを使って聴いていた(そして時々メールでネタを送る)時期があります。一度だけ読まれてシールもらった。
そんなことを思い出し、その時聴いていたラジオ番組を調べたら名前を変えて継続していることを知りそれをタイムシフトで聴くことにした。


ラジオの人たちはすごいと思った。
彼らはコロナウィルスの話をしなかったからだ。
いや、彼らもリモートだからそういう話はするんだけど、最初に「感染がね~広がってるから~」とだけ言って、
あとは楽しいふつおたや楽しいネタのお便りを読む。
DJもリスナーも、そこに「楽しい」を求めているんだなと思った。
聴いている間はクソみたいな「新しい日常」ではなく、今までの「普通の日常」に近いものだった。
それだけでも私の心はマイナス側に引っ張られることはなく、精神的に安定できたと思う。

そんな中、ひとつ覚えている言葉がある。
今回はこの言葉を書きたいがために半年以上ぶりに、だれにも読まれなくてもブログを書いたくらい、覚えておきたい言葉だったのだ。
(ただしめちゃくちゃうろ覚え)

聴き始めたそのラジオ番組はピコ太r...古坂大魔王さんがパーソナリティをやっている番組でリスナーには若い子もたくさんいるような番組です。
ラジオ番組によくあるリスナーと電話するコーナーがあり、その時は修学旅行や学校のイベントがなくなってしまったか、入学したけどずっと課題だよという学生リスナーと電話をしていたと思う。
ここらへんの記憶はめちゃくちゃあいまいだけど、とにかくこのコロナ下今までとは違う生活を強いられてしまった学生だったのは確か。
このリスナーとのトークが終わり、古坂大魔王さんが最後に言った言葉がすごく良いと思ったのです。


「俺たちと話して楽しかった?この瞬間少しでも楽しかったならよかった。それが俺たちの仕事だからね。」


リスナーの寂しい悲しい気持ちをこの電話の間だけでも晴らすこと、それがエンタメの仕事だと言っていたのです。
この時はエンタメが不要不急というカテゴリに分けられてしまい、ほぼすべてのエンタメが通常運転ではなくなっていた。
けど通常運転でなくても、エンタメの仕事は変わらなかった。そんなことにハッとさせられ、とても印象深い言葉だった。

きっとエンタメを提供する人もとてもつらい状況だったと思う。仕事は激減、それがいつまで続くかわからないのだから。
けど彼ら彼女らは皆、ラジオを聴いてくれる人、動画を見てくれている人、ブログを見てくれている人を、
その瞬間だけは楽しい気持ちにさせるために気持ちを抑えて言葉を飲み込んで私たちに与えてくれていたんだなと思う。


まだまだエンタメは通常運転にならないだろう。
だけど、そんな中でも皆試行錯誤して伝えようとしている。
そんなことを教えてくれたラジオを、これからも積極的に聴いていこうと思う。
ありがとうradiko、ありがとうNACK5


最後に。
高校時代に聴いていたラジオの後継番組で、この古坂大魔王さんが出ているラジオはこちら、
Nutty Radio Show THE魂!!!*3
ameblo.jp
この番組のおかげで猫以外のDISH//少し聴き始めたし、斉藤優里ちゃんかわいいと思ったし、ラフレクランさんを見に行こうと試みた。

ありがとうNACK5!!!!埼玉県民の心のラジオ、NACK5!!!自軍にラジオ番組ください!!!

*1:知念ちゃんのはチケットがご用意されなかった

*2:というよりアーティストを知らなくて色々選ぶのに時間がかかってしまう

*3:高校時代に聴いてたのはThe Nutty Radio Show 鬼玉  The Nutty Radio Show おに魂 - Wikipedia