ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

あなたにとって「アイドル」とは

私にとって、あなたにとって「アイドル」ってどういう存在ですか?
使い古されたこのテーマについて、改めて考えてみました。

私はアイドルが好きだ。
それは20数年生きた今、確実に言えること。
理由は単純。4歳にSMAPの森くんを好きになり、15歳くらいまでジャニーズが好きで、
大学生でAKBにはまり、今またJUMPを好きになっている。
つまり人生の大半、「アイドル好き」が自身のアイデンティティになっている。

しかし、この「好き」は決して恋愛感情の「好き」ではない。
それは子供の頃の「好き」も、今の「好き」も変わらない。
恋愛のスキャンダルが出たら多少はショックを受けるだろうが、それだけだろう。
彼ら、彼女らは法を犯しているわけではないからだ。*1


じゃあ、なんで私はアイドルが好きなんだろう、どういう感情を持ってみているんだろう。

1つは憧れである。
残念だが、自分にはこの仕事ができないと思っている。
それは顔もそうだが、踊って歌うことができないし、街を歩けば誰かがツイッターでその情報を流したり、誰かと恋におちたら週刊誌に載ってしまう、そんなプライベートの切り売りも自分には出来ないからだ。
(だって一人でバーに行ってマスターと話しているだけで週刊誌に載っちゃうんだもの*2
こういったことを仕事としている。それだけでもう尊敬であり、憧れてしまう。
もちろん、容姿の憧れもある。
度々Twitterで言うことだが、今自分がなりたい顔は伊野尾慧。
あの白いつるっとした肌、ぽてっとした唇、そしてどこか色気のある目元は、女性でも憧れる男性だと思っている。

キラキラした存在への憧れ、それが「好き」の1つ目だ。


さて、2つ目は先ほどにも少し出たが、尊敬である。
「アイドル」という仕事は私にはできない、ということだけではなく、
その仕事に対する価値観や考え方を尊敬する人がアイドルには多い。
そりゃそうか、私より社会に出て働いている時間がずっと長いからだ。
私の仕事はアイドルのような華やかな職業でもなんでもないが、「仕事をする」というコアなところの価値観が合う。
このことについてはいつか書いてみたいテーマなので、ここではいったん置いておきます。


さて、いったいアイドルとはどういう仕事なんだろう。
私は「希望を与える」仕事だと思っている。
物凄く抽象的な表現になってしまったが、先述した2つの理由から、
私のアイドル好きの理由の最後はこの「アイドルという仕事」だと思っている。


「歌って踊る○○ちゃんが頑張っている、だから頑張らないと」や、
「○○がテレビ出るから、仕事終わらせないと」や、
「コンサートの振込するために、お金を稼がないと」と、生きる希望や活力を与えてくれる存在だと思っている。
もちろん俳優さんや、お笑いの方、ミュージシャンにもそうしたことは該当する。
たまたま、私がアイドルにシンパシーを感じただけなのだ。

何かの機会に書いた気がするが、私の人生の辛いときには、アイドルで助けられている気がする。
暗い話になるが、就活がうまくいかなかった時はAKBのライブに行って、汗をかいてキラキラ踊る彼女たちを見て、元気をもらった。
仕事が嫌すぎて毎日泣いていた時期もAKBの総選挙を観に行って、「比べられる」「結果が出てしまう」という彼女たちの境遇を見て、そしてそんな境遇でも、豪雨でも笑顔で踊る彼女たちをみて*3勇気をもらった。
実は最近まで、もういつ死んでもいいと思っていた。
けれど今は、「明日いきなりJUMPの誰かの仕事が決まるかもしれない」「毎週火曜日のヒルナンデスを見る」「コンサートチケットが当たるかもしれない」。
こういった希望と理由があるから、少なくともJUMPを応援している以上、死ねない。

この気持ちは重いかもしれないが、今を生きる活力になっているのは間違いない。



私にとっての「アイドル」。
それは生きる理由と、活力である。

では、
あなたにとっての「アイドル」とはどういう存在ですか?

*1:ただ「恋愛禁止」とルールが明らかだった場合はちょっと状況が異なる

*2:知念さま・・・

*3:2014年選抜総選挙