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ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

結構だいじな「購買欲」

買いたい!と思わせる企業努力に反して、買わなくてもいいや!と思わせてしまうのはファンだったりするものです。

最初に言っておきたいんですが、私は別に「物は買え!!」「金を使え!!!」と言いたいわけではありません。あくまでおばさんの意見で小言です。
各々のお財布事情があると思いますので、欲しいものを買えばいいんだと思います。
「欲しい!」と思うものを自分のお財布と相談して買って、「いらない」と思うものは買わなくていいと思うんです。
企業はその「欲しい!」の人数、そしてその欲しい数を増やそうと努力されているわけです。

その「欲しい!」をわざわざ下げに行ってるのは、多分ファンなんだろうなって思うときがたまにあるので、その話を少ししようかと。


そもそも「欲しい」と言う気持ちがないと物が売れないと思うんです、当たり前ですが。

先日、Hi-standardの十数年ぶりの新曲が13万枚を売り上げたじゃないですか。
その凄いところは、売り上げた枚数もそうなんですが、やっぱり発売日まで広告宣伝、更に発売することを一切公表せず、発売日当日にCDショップに並び売り上げたことが凄いと思うんです。
その過程で、関係者の耳には入ってただろうけれど、一切その情報は漏れずに、店頭に並んだ。
例えばですよ、自分の好きなアーティストの曲が発売日まで一切どんな曲かわからず、発売日に店頭にポンとCDが置いてあったらどうします?欲しくなっちゃうでしょ?

このハイスタのニュースに書いてあったのが、「音楽が消費される」ということでした。
発売日までに公式非公式にかかわらずYouTubeとかに流れる、宣伝がたくさんされる、そういったことで「CDが発売される前におなかいっぱい」になってしまう世の中になってしまったそう。
まあ今は配信が主流になってきたのでCDの売り上げが下がったのもうなずけるんですが、配信と合わせた時に、昔ほど売れてるのかなと思うんです。(すみません、根がジャニオタなので配信にご縁がないのです)

そんな中、「買わせたい」という企業の努力がいわゆる「握手券」とか「多種売り」なんだと思うんです。
握手券は自分が体験できるチケットなので、SNSに流出とかそういうのできないんだと思いますが、問題はSNSに載せられちゃうやつだと。初回限定のPVとか特典映像とかですね。

SNSに載せることで購買欲をあげさせる、というのも一理あるけれど、動画の一部だけならまだしも(本当はダメだけど)全部載せちゃったらそりゃ買う気なくすでしょ、「買おう!!」と思う気持ちあんまり生まれないでしょ。


それは雑誌も一緒で、発売中の雑誌の写真が一部なら(本当はダメだけど)まだ「こういう写真が載ってるんだ!ほしい!」ってなると思いますが、
全部きれーーーーいにスキャンしてアップされてたら、そりゃ「スマホで見れるからいいやー」ってなるじゃないですか。
画像だけじゃなくて、正直インタビュー記事もそうで、インタビュー記事を一字一句載せてたらそれ雑誌要らなくなっちゃうじゃないですか。
(毎度毎度思うけど、一字一句違わずインタビュー記事ツイートする人って逆にすごいですよね。見ながらわざわざ打ってるんですよね?すごい。)

こうしたファンの変な善意が、多分企業の作り出そうとしている「欲しい!」をぶっつぶしてるんだと思います。


ジャニオタになって色々な雑誌を知るようになりましたが、同時に雑誌がびっくりするようなペースで休刊していることも知りました。
それこそ「この前JUMP表紙やったよね!?」とか「えっまだ連載始まって2回目なのに休刊しちゃうの!?」*1と言うことがとても多いです。
消費者から見ても、明らかに雑誌不況の中で、どう売ろうか、企業は努力しているわけだと思うんです。*2

脇道には逸れますが、おそらくジャニーズ事務所がWEBニュースに自社タレントを載せないように徹底しているのもその所以が少しあるんじゃないかなとも思っています。
どちらかと言うと、新聞とか雑誌とかのほうの利益確保のためではないのかと。
まあ今は昔のように出演している番組のHPにも載せないってことはないし、圭人パパの写真がオリコンの記事に公式に載るということもあったので、一概には言えないということもありますが。


このことを書こうとしたきっかけとなった一つがあるツイート。
確か「CDや雑誌など『目に見えた形で売れる』ということは次のプロモーションへ繋がる。売れなければプロモーションにお金をかけてもらえず消える」と言った趣旨のツイート。
確かに売れると次につながるんです。これは伊野尾ちゃん雑誌の表紙ラッシュを見てると感じます。
そして、当たり前なんだけど、売るんだから売れないと意味がないわけです。
買うか買わないかは消費者にゆだねられているわけです。
でもお小遣い少なくてCD買うお金がないから友達に借りる、とか、みんなで雑誌を回し読み、でも、それが自分の身の丈に合った応援なら、いいと思うんです。
「買わない」ということが問題なんじゃなくて、「買いたい」を削ぐような何かをやってしまっている、ということが「売れない」ことにつながってるんじゃないかなあと思っています。



「ファンは広報」とある方が言いました。
それなら正しい方法で、うまい方法でプロモーションをして「欲しい!」と思わせることが、広報の務めかなと思います。

*1:圭人のROLA連載のことですが、ありがたいことにその出版社の別の雑誌で連載継続になったそうです。ファンのご要望もあったんだろうなと思います。

*2:もちろん、売るという選択肢ではなく、WEB一本に絞る戦略もあるんだとは思います。