ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

群青ランナウェイとこれからの「連続性」

「連続性」をテーマに群青ランナウェイの振り返り。
一部群青ランナウェイのネタバレ(犯人)があります。

群青ランナウェイのプロモーションが一段落し、次の新曲(現時点でリリース未定)が発表され、
公式のアカウントのアイコンが変わったこの日、
3週間ぶりのらじらーサタデーでこのプロモーションに大きくかかわった伊野尾Pはこう発言した。

この発言を聞いたとき鳥肌が立った。彼はここまで考えていたのだと。
そう、次の新曲は世界体操2021テーマソングは、群青ランナウェイの「犯人(役)」知念侑李がもってきた仕事で楽曲なのだ。
大体のJUMP(というかジャニーズ)の楽曲は明示はされないにせよ、「仕事をもってきたメンバー」がセンターになる傾向が強い。
今回の群青ランナウェイも伊野尾ちゃん主演ドラマ主題歌で、フォーメーションも明らかに伊野尾ちゃんがセンターになる。
つまりは次の楽曲へのセンターのバトンパスでもあるのだ。

思えばこの楽曲のプロモーションは全編通して「連続性」をすごく重視していたし、おそらくそれを意識していたことをコメントしていたと思う。

例えばCDを手に取るまでの流れ。
ティザーで今回の楽曲及びプロモーションの雰囲気と方向性を伝え、Twitterを中心とした日々更新される群青村の謎(これも徐々にメンバーが消えたことが示唆されているので連続性)、YoutubeでPVを犯人判明の直前まで公開、つまり犯人と真相は発売されたCDに付属の映像を見ないとわからないうえ、通常版は発売当日になってもインターネットに公開されず、実際にCDを手に取らないとわからない。

ジャニーズ事務所は一部解禁しているグループもあるものの、ほとんどのグループでは配信及びサブスクでの取り扱いはなく、CDを買わないと聴くことができない。
だけれどもこのプロモーションはこの状況を逆手に取り、Youtubeで気になった人をCD購買まで誘導し購買させるという流れに繋げる、「楽曲を配信しないこと」そのものをプロモーションにしたのだ。

だけどこのプロモーションはこの群青ランナウェイの中での連続性だと思っていた。
だからエピローグを迎えてお疲れ様でした!!という感じでオタクも最後オンラインミーティング見て一区切り~と思っていたんじゃないだろうか。

甘かった。
オンラインミーティングの最後、まさに群青ランナウェイのエピローグといった感じで、各々が解放されたオリジナル動画が流れたのだけれど、
聴いたことのない楽曲(歌詞あり)が流れたのだ。
それが次の新曲、世界体操2021テーマソングになる「Sing-along」と言われている。

そう、この「連続性」はピンポイントでの楽曲だけではなく、次の楽曲にも続く連続性だったのだ。


ただ単に、私の知識が足りないだけなのかもしれない。
だけれども、これだけ念入りに、そして大規模に練られたプロモーションが今まであっただろうか。
Fab!のプロモーションが覆面で始まったときも、突然一週間毎日#502のショートがYoutubeにアップされたときも、
たくさんのわくわくと、これからこれを超えるプロモーションは出るのだろうかと思っていた。
問題ない。伊野尾ちゃん、JUMP、そしてスタッフはそれを超えてくる。

伊野尾ちゃんはこのプロモーションに関して結構意見・指摘を出したらしく、「疲れたw」と言っている。
なので次も伊野尾ちゃんがプロモーションに入るとは限らない。
けれど、JUMPがプロモーションに対して意見を積極的に出せる環境にいること、
その意見をくみ取ってくれるスタッフがいること、メンバーがどういう想いを抱いているのかを知るスタッフがいること、
なによりそのアイデアを具現化してくれるスタッフがいること。

これだけで次の楽曲も、15周年も、何が起こるかわからないけれど楽しみでいられる、それだけでうれしい。