ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

初めて、24時間テレビを見ることになった(前)

いつ書こうか迷ったけれど、見る前と見た後に書こうと思いました。
JUMPのファンになって、見ることになった「24時間テレビ」という存在について。
あくまでJUMPファンの目線と言うことをご了承ください。

昨年の冬にジャニーズの世界にどっぷりと浸かることになり、かつ今年のパーソナリティが応援しているHey!Say!JUMPと、かつて応援していた青春のグループV6なので、5分間の事前番組も、番宣も、当日の24時間も、録画予約できるものは撮って、消化していった。

24時間テレビと聞くと、学生時代にサライの歌声が流れると「ああ夏休みが終わる~いやだ~」ということを思い出す。
しかし、その番組内容自体は正直あまり興味がなく、「いつも見ている番組が24時間テレビやっててないから他局にチャンネルを変える」ということをしていた。
「チャリティーなのにジャニーズたくさん使って、ばんばん宣伝を打って、お金をたくさん使って成り立ってるんでしょ?」「だって障害を持った方がなぜか苦労して色々なことをするんでしょ?」と思っていたからだ。

前者については、正直否めないと思っている。
とはいえ、チャリティーをする、と言っても行うのは企業だし、例えば24時間、本当にチャリティーでやったらそれだけで赤字になってしまう。企業としてはそれは本末転倒なのかなと思う。

人気のあるアイドルを使って、募金を募って全額ではないにしろ寄付する。
例えば番組がなかったら、グッズ販売がなければ、その寄付自体なかなか集まらないのではないかと思う。

ジャニーズの宣伝という点はもう私は否定しない。
実際に今回行われている企画にアサインされているメンバーはその企画に合ったメンバーが多い。
(マリンスポーツが趣味な髙木くんは遠泳、建築学科卒業のいのちゃんは設計、英語がネイティブに喋れる圭人は通訳など)
それは自分の持てるスキルを課題解決に活かすことができるとても素敵なことだと思うけれど、「メンバーありき」の企画だったらそれはどうなのかなともちょっと思う。



しかし、後者については完全に誤解をしていた。
今回のテーマが「つなぐ」という理由なのか、はたまた毎年そうなのかはわからないけれど、扱っている内容が障碍者だけではなく、普通に生活している人々(ダーツの旅、離島の野球チーム)や、東日本大震災(泉と慧の出張DIY)、戦争(硫黄島へ降り立つ)など、世の中で身近なことや「課題・問題」となっていることを多く取り上げていて、「障碍者だけ」というのは私の誤解ということがよくわかった。

また、「24時間生放送で番組を行う」ということに対して、とてもテレビ局が準備をしているのが感じられた。
(これがチャリティーという概念とは反することかもしれないが)
24時間生放送をするということはやはり大仕事。だけれども企画に対してテレビ局や出演者が着々と準備をしている姿を見ていると、大仕事のために段階を踏んで一つの仕事をしているんだなと思いました。



この番組で伝えたいことってなんなんだろう。
JUMPのかわいさ?V6のかっこよさ?企業イメージの向上?

これらもきっと入っているとは思うけれど、私が感じたのは「思い出す」ということでした。
障碍者を取り上げるということは、とてもデリケートな話題だと思っています。
(今こうやって書いてるのも正直緊張している)
けれどこうやってデリケートだと思うこと自体が間違いなんじゃないかと思ったこともこの番組で伝えたいことの1つかもしれない。
また例えば、パラリンピックはオリンピックの熱狂の後に行われるから、正直盛り上がりがオリンピックほどではなく、民放では放送もされない(たぶん)。けれど実際は素晴らしい成績を残す人もいる。
こうした、私たちが普段の生活では受け取れない、もしくは受け取ろうとしない情報を伝えることで、頭の片隅にひっそりでもいいから問題定義や課題を残しておく、思い出すということが、この番組の存在意義なのかなと思いました。

このテーマを伝えるために、地方テレビ局も含め、色々な企画をしているのかなと思います。
だからJUMPが見たい、V6が見たい、だから地方テレビ局の企画がいらない、というのはナンセンスかなと。nanayanyade.hatenablog.com



ああもう何を書きたいのかだんだんわからなくなってきました。
とにかくJUMPちゃんかわいい♡で追い始めたこの番組でしたが、ちゃんと見ると考えることが多かったなと。

まだ始まっていませんが、V6のみなさん、JUMPのみなさん、DAIGOさん、松下奈緒さん、そしてこの番組に関わる、関わった方々が無事に24時間終えられますように。
そしてたくさんの方に番組趣旨(ともちろんJUMPの魅力も♡)が伝わりますように。


長い夏が、終わる。
これからに続く夏が、始まる。