ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

絶対的 zero Position

山田くん誕生日おめでとう記事。

山田涼介とは、
JUMPにおけるセンターであり、エースであり、象徴だと思う。

会社の人に「JUMP好きなんですよ~」と言うと、必ず「山田くんだっけ?」と言われる。
良くも悪くも、知名度が抜群に高いメンバーだ。
ちなみに、AKBで例えるなら前田あっちゃんだし、そこにたかみなさんの統率力も加えた存在だと思う。*1

その知名度×スキルで仕事は他の人よりも多い。
そのため、他の人より前に出ることが多くなってしまう。
ソロデビューもその1つで、「みんな一緒に」を誰よりも重んじていた2012年の彼は悩んだそうだ。

しかし、2015年の彼は少し違うように感じる。

誰よりも仕事が来るから、知名度が高いから、先頭に立って物事をしているようにみえる。
それを最近感じたのが、歌番組でのChau♯披露だ。
彼はメンバー唯一、生声で歌っている。収録でも、生放送でも。
(アイドルの歌番組での歌唱問題は色々な意見があるため、このことが正しいか間違っているか、悲しいか嬉しいかはおいておく。)
どの番組でも生で歌っている姿を見て、私は、「ああ、これは彼の信念なのかな」と思った。
誰よりもメインで踊る彼が歌うことで、もしかしたら他のメンバーをいつか引き上げてくれるのかなと。

この姿勢は、このソロデビューの際に有岡くん(と髙木くんも?)が言った、
「風穴を開けてきてくれ!」という言葉が関係しているのかなと思う。

彼が開けた風穴は、メンバー個人にも、グループにもよい影響を与えている。
その影響の1つが、楽曲だと思う。
以前は山田くんセンター、ずっとセンターの曲が多いイメージだが、
近年発売されている曲は、立ち位置がセンターになるパートは必ずあるが、
他のメンバーがセンターになったり、山田くんのポジションが後列端の目立たない場所になることもある。
裕翔くんメイン曲の「明日へのYell」や、ひかちゃんメイン曲の「Aino Arika」、有岡くんがセンターになる「Chau♯」の2番サビなどが該当すると思う。
そして、「Chau♯」のソロパートが一番多いのは山田くんではなく有岡くんである。
かのタカハシステムのようなセンター制ではなく、JUMPの誰がセンターになっても形になる状況を作り出せたのも、この風穴のおかげなのかもしれない。


誰もが認める、0ポジション。
それはダンスの位置もそうだし、グループの核としてのセンターであってほしい。

今のJUMPで「9人一緒の歩幅」は正直難しいと思う。
誰よりも、背負うものは多いメンバーだと思う。
けれど、その姿勢を貫いてほしい。世間でも前に立って、存在を示してほしい。
いちオタクだから保証はできないけれど、その姿勢はいつか「9人一緒」を実現できると信じている。


最後に、余談をひとつ。
ゲームのドラゴンクエストでは、「スーパースター」の職業がある。
この職業、ドラゴンクエスト7では「踊り子」「吟遊詩人」「笑わせ師」という職業を極めないと就くことができないのだ。
ダンス、歌、そして笑い。この3つを兼ね備える山田さんは、スーパースターになるべき存在なのだろう。


22歳の更なる飛躍と活躍に期待です。
誕生日おめでとうございます。

*1:伊野尾さんが頭を下げてお礼を言ったあの会議が山田さん発端だったはずなので