ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

かわいいだけじゃ、ダメかしら

個性とか、特技とか、
アイドル戦国時代の今は必要だよねっていうあたりまえの話。



あるアイドルは大学に進学した理由をこう言った。
「ジャニーズだけじゃ食っていけない」*1

ある日センターを変えられたアイドルは、自分が輝くためにいくつもの特技を作った。*2

自分に何ができるか、ふと自分探しに屋久島に行ったアイドルもいる。*3

そう、いつだってアイドルは武器を求めている。


AKBGを始めとする大人数グループができたことや、戦国時代とまで言われるアイドルグループの乱立期である今、群れに紛れない個性は必要になっている。

AKBGで言うと、メディア選抜どころかシングル選抜に選ばれない子はどうすればよいのか。劇場に出続けるのも一つの手ではあるが、やはりずば抜けたものを持った人や、思い切って何かをやった人(スキャンダル以外の)はやはり目立つし、自身のキャリアアップにつながっていると思う。

一つの例がたなみんこと、田名部生来ちゃん。
彼女はふっとんでるくらいのオタクであり、20歳を過ぎてから更に酒呑みキャラとして、頭にネクタイ巻いてDJをしている。ある意味アイドルには出来ないキャラクターである。
そんな彼女の夢は確か特撮ヒロイン。
その特撮ヒロインにはまだなれずとも、ウルトラマンの仕事やヴィレッジヴァンガードの仕事をこなしている。
そんな活躍が実を結んだのか、総選挙6回目にして初のランクインを果たす、まさに選抜を目指す以外の素敵なキャリアモデルである。

群れから光ることは安定と思われるジャニーズでも必要なことだと思う。
そう、ジャニーズという群れがあるから。
一昔前は大学行くだけで話題になったが、今は有名私立行くデビュー組も多い。
モデルも、役者も、キャスターも、解説も、小説家でさえ、ジャニーズが介入することはもちろん批判も多い。
けれどそれを開拓したパイオニア以降の若手は更に何かを開拓しないといけないのではないだろうか、そう自分が生き残るために。

これらの背景もあり、今のジュニアはガムシャラの舞台を与えられ、常に何か新しいことに挑戦し続けているのだろうか。
供給過多になりつつあるアイドル界で見つけてもらう機会の創出のため。

生き残るためには何か武器を作らないといけない。
その武器が強ければ、今鎮座している位置も脅かすことができるかもしれない。
フルスイングさえできれば、あとはタイミングである。


生き抜くための武器、一体何を見つけてくるのか、未知であり、期待をしている。

*1:いーの?おっけい!さんですね。

*2:鷲尾君ことゆーてぃですね。

*3:現主婦のアイドルこと有岡くんですね。