ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

Japonismを見た話

いちJUMP担がDVDで念願のJaponismを見たので、雑感。
特に批判どころか考察もない、本当に感想。

突然だけど、実は私は嵐担、それも相葉担だった。
「だった」と言うのも、その時期は18年くらい前に遡る。そう、嵐デビュー前後の相葉ちゃんのファンだったのです。(今でも嵐では相葉ちゃん好きだよ)
その頃に友人が、まさにデビュー直後の嵐のコンサートに連れてってくれた。中学生になりたての頃だったと思う。
それが最初で最後の嵐コン。そこからジャニーズに縁遠い生活をしていたら、見事に嵐は国民的トップアイドルグループになって、日本で一番と言っていいほどチケットが取れないアイドルになっていた。

JUMPのオタクなのに、ツイッターでは兼オタが多いのか、嵐の情報がとても入ってくる。
それに加えて、会社の先輩、担当しているお客さん、中学の同級生親子(子が私の同級生)など、世の中には思いのほか嵐のファンが多い。
色々な話を聞いていると、嵐のコンサートに興味を持ってきた。完成された世界観とエンターテイメント。それに浸りたいと思った。


そんなことを言っていたら、嵐担の先輩がDVDを見せてくれることになった。ぜひ見てくれ、と。

実際見てみると色々とすごい。どうしてもJUMPちゃんと比べてしまうけど、とにかくすごい。

コンセプトがすごい
Japonismのコンセプトは「原点回帰」。
それは日本の文化を見つめ直すことだったり、ジャニーズのエンターテインメントだったり、とにかく原点回帰だった。
最初からアニメーションが流れ、和の衣装の嵐が登場し、口上を述べ、桜がはらはらと舞う。
と、思ったら懐かしのMASKのような変面、光GENJIを彷彿とさせるローラースケートにジーンズ生地の衣装、

そして、ヒガシ。

これでもかと、ジャニーズのエンターテインメントだし、日本文化を取り入れているし、「原点回帰」に忠実な内容だった。
だって「日本よいとこ~」ってよくよく聞いたらトンチキソングだし、それを嵐さんが歌って、ヒガシが踊るだけで、
「ひゅ~!これだからジャニーズはやめられないぜぇ~!!!」と私の中のガヤ芸人が騒ぎ立てちゃうんですよ。


JUMPも今回のツアーでは「仮面舞踏会への招待」というコンセプトを掲げてはいるけれど、ここまで徹底的ではないなーと。
(でもオーラスのトリプルアンコでFromを歌って、「DEARがFromで終わる」というのをやってたのはクールだったよ)

嵐さん、というかJUN MATSUMOTOの本気を見た気がした。


金かかってる!!
最初のアニメーションやそこらのSakura、マスカレードにmiyabi-nightと、ひとつひとつの舞台装置や装飾が素晴らしくきれいで、下世話ながら金かかってるなと。
「金かかってる」というといやらしくなっちゃうんだけど、それがまさに「豪華絢爛」という言葉がしっくりくるほど美しいんですよね。
装置だけではなくて人もひとつの演出になっていて、和の楽器を生で演奏していたり、コーラスも後ろにちゃんといて。
バックのJrもThey武道、MADE、Travis Japanなど、本当にダンススキルが高いJrばかりで、まさに「ショー」と言うにふさわしい感覚だった。

そう、コンサートとかライブ、っていう感覚ではなくて、ショーなんです。ミュージカルとか演劇とかそういう類に近いような気がする。


miyabi-nightのあの豪華絢爛を絵に描いたような感じでJUMPちゃんには百花繚乱⇒Feverをメドレーでやってほしい。


絶対エースがいない!
JUMPのステージって、みんなかっこいいけれど、地割れが起きるほどの歓声が起きるのはやっぱり絶対エースの山田様が、
「I LOVE YOU♡」と囁いたり、
「キミがNo.1♡」と指差してくれたり、
そもそも画面に映っただけで、というかフォルムが見えた時なんですよね。
もちろん大ちゃんが「Kiss (チュッ♡)」ってしたら会場全員のハートが射抜かれるし、
薮様が「今日はいちゃいちゃしようぜ!」と言えばもう会場全員抱かれてるしなんだけど、やっぱりエースは強いと見る度思うのです。

個人的な見解だけど、嵐さんには絶対エースがいない。
5人のうちだれがセンターになっても、そもそも違和感がなく、ちゃんとしっくりくる。
よくよく考えたら普段からMステとかでステージを見てるから誰がセンターになってもしっくりくることは重々承知しているんだけど、舞台の上だと際立つ。(連続して曲が流れるからだと思う)


JUMPも、じゃんじゃんみんながセンター張っていくようになったら、とかく最強だと思う(語彙力の欠如)。



全体を通して、とにかく完成度が高いステージだった。
日本のトップを走るアイドルグループの本気。
本当に彼らは、後輩たちに道を譲るどころか、まだまだ先頭を突っ走ってくれるみたいだ。