ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

上質のエンターテイメントを正当な対価で

そういえば書いていなかった、チケット高価売買の話。
あくまで私の気持ちなのでご了承ください。


おそらく書いていなかった理由は、あるチケット売買の話がきれいにまとめられていて、共感できるものだったからだと思う。

私もチケットを探している身だし、ツイートを見て、値段におったまげたりする。
じゃあなんでそう思うのかと言うのを、自分の言葉でも書いてみようと、今回思いました。
ちなみに、未だに書いていないJUMP仙台はTwitterで譲っていただいたチケットでしたが、それはちゃんと定価で譲っていただきました。


簡潔に言うと、
積まれた分のお金が正しい懐に入らないことが物凄く嫌だと言うことと、
提供されるエンターテイメントの対価の上限=チケットの定価だと思っているから、高額取引が嫌なんだと思う。


まず前者について。

今年に入って、WEST、NEWS、JUMPと、10年ぶりにジャニーズのコンサートに足を運んで驚いたのが、ファンの華やかさとダ○屋の存在。
昔と変わらず「チケットあるよ~」と言っていて、割と面白いなと思った。
そもそもそんな明らかに怪しい人からチケット買う人なんているのかよ、と思っていたらいたんですね、声を掛けている女の子。

だからいつまでたっても、コンサートの入り口で声を掛けてる明らかに怪しいおじさんが廃れないわけなんだなと。
「そういう人から買わないで><」という呼びかけは、ジャニーズ界隈でなくとも呼びかけられていることだし、悪いことだと言う認識は広くされているはず。
じゃあなんで買ってしまうんだろうと考えた時に、その理由の一つはもしかしたら「Twitterで普通に高額取引が行われているから」かもしれない。

あやしいオジサンから買えない>< → Twitterで探そう>< → 女の子が譲ってくれるって><
な流れで、Twitterでの高額取引が始まったのかなあ。ここのところはよくわからない。
けれど、結局やっていることはオジサン(の後ろにあるどす黒い何か)の懐に入るか、得体のしれない女の子(の後ろにあるどす黒い何か)の懐に入るかの違いなんですよね。
やっていることは同じことなのに、Twitterのほうが罪悪感少なくできるのかな。

「チケットを手に入れている」時点で、応援するアイドルの運営側の売り上げには貢献されている。
正直、定価にお金を積み上げたところで、応援するアイドルの移動手段が普通の指定席からグリーン車になるわけでもないし、ケータリングのランクが上がるわけでもない。

長くなったけれど、私が高額取引が嫌だと思う理由の一つはそれです。
「自分が払うお金は、応援する人たちの資金にしてほしい」ということ。*1
だって、見知らぬ人の利益になるなんて、嫌じゃないですか。



後者については、それを受けてきっと聞こえるこの言葉、「だって会いたいんだからいくらでも払う」についての考え方。

そりゃ私だって会いたいし、高額で積み上げる方も会いたいんだと思う。
けれど、あくまでその公演に対して払う価値のMAXは定価なのかなと思って私は定額取引をしようとしています。

それは「そのアイドルのパフォーマンスが7000円程度の価値しかない」わけではないです。
私の場合はJUMPに会えただけで定価以上の価値はもちろんあると思っています。
けれど、その喜びを定価で買えるなら、ものすごくいいじゃないですか。
そもそも、「素敵だ」と思う気持ちをお金に換算してしまうから、高額取引があるのかなと思うんです。

ふぉ~ゆ~さんでしたっけ。
「今回の公演のチケット代の働きは最初の数曲でやりました!あとはすべて無料です!やったね!!」(うろおぼえ)と言ったグループ。
(この発言、間違っていたらごめんなさい)
この考えって素敵だなと思っていて、やっぱりステージと言う商品の対価は定価が正しくて、それに差額が生まれるとしたら、それは提供する側のサービスなのかなと。
(だからアンコールやるやらないも本来は自由だし、っていうのはまた違う話なので割愛)
うまく言えないけれど、つり合いが取れない価値は、金額を上げるのではなく、心がより充実したと思えばいいのかなと。



会いたい気持ちはみんな同じ。
だけど会いに行くなら、できる限り正しい行いをしたクリーンな心とチケットで行きたいところ。


上質のエンターテイメントを提供していただけているなら、私たちは正当な対価で応えたい。
それが定価取引を望む一つの意見です。

*1:運営に払ったからと言って本当に反映されているのかという根本的なことはここでは置いておく