ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

初めて、24時間テレビを見ることになった(後)

出演者の皆様、スタッフの皆様、オタクの皆様、お疲れ様でした。
湧きおこる感情を今のうちに残しておこう(明日は仕事なので)と思い、書きます。

前編はこちら。見る前の話。bioglife.hatenablog.com

前編は24時間テレビそのものを書きましたが、後編はJUMPについてを書こうと思います。
JUMP個人として思ったことと、V6さんと組んだことで思ったことを書きます。



JUMP個人に思ったこと
2つありまして。

1つは、メンバー個人個人が1つの企画を担当させてもらっていたこと。
今まで、ここまで「メンバー1人だけで1つの企画に向かう」ということがあったでしょうか。
長い目で見れば、伊野尾さんの鍾乳洞や山田くんのカッコいいところみせようコーナーもあったとは思うけれど、
同じ期間、一人一人が担当の企画を持って進めていくという姿は初めて見ました。

桜島噴火のおそれで中止になった錦江湾の遠泳。それを中止するコメントを生放送で声を震わせながら伝えた髙木くんも、
一生懸命男の子を応援して励まし続け、お兄ちゃんのような存在になった大ちゃんも。
企画があれば、うまくいかないこともうまくいくこともあった。
それにみんなひとりひとりが向き合える貴重な経験になったのではないかと思います。



2つ目は、メンバー個人の特性を上手く活かせた企画であったこと。
これって企画をスムーズに進行するだけではなく、JUMPのプロモーションとしてもうまく機能していると感じました。

私の世代は、V6のメンバーはわかるけれどJUMPのメンバーを知らない。それどころか何人いるのかすらわかりません。
比較的JUMPと年齢層が近い割には残念ながら知名度が低いのです。
だからこそ、いのちゃんの建築、圭人の英語など、個人が持てる技能を使った企画を行うことで、わかりやすく個人を認識してもらえると思うんです。
「あっ、建築の子!」って結構インパクト強くないですか?

持てる技能を活かすだけではなく、意外な発見もありました。
その1つが薮ちゃんの司会進行。
迷子ギャグ!とか嵐にしやがれのうっかりしている薮ちゃんを見ているので、司会進行って大丈夫かな?と思っていたら、
舞台で鍛えられたであろうとても通るまっすぐな声で喋り、卒なく進行している姿を見て「早くレポーターの仕事来い!!」と思ったほどです。
(よくよく考えたらコンサートの最後のあいさつは薮ちゃんだから大丈夫なんだろうけれど)


髙木くんの錦江湾はとても残念だし、泳いでいる姿は観たかったけれど
JUMP個人として、大きく爪痕を残せた企画が多かったのではないでしょうか。


V6兄さんと組んで
とにかく思ったことは、これ。

先述したとおり、JUMPの知名度よりV6の知名度や技術はとても高い。そりゃ日本アカデミー賞受賞俳優や朝の帯番組のMCがいるんですもの。
結構アナウンサーの方もV6に振ることや、ダーツの旅でもV6に興奮するシーンが多かった。
けれど、その時のV6の姿勢は時には前に出てJUMPをリードし、時には一言添えてJUMPを呼び出すことで彼らを前に出してくれる。
(それを感じたのが伊東家の食卓の時で、裕翔くんを呼び出してくれた姿を見て。)

その姿は会社の後輩育成に通じるところがあって、まさに「つなぐ」というテーマに合っていると感じました。
自分たちが動き、その姿を後輩に見せることによって、成長させていようとしているように見えました。

先輩社員もたまには怒ることがあって、それが夜中の「嵐にしやがれ」の伊野尾さんの一件だったのかなと。
もちろん場所は会社ではなく、居酒屋でお酒が入った雰囲気で。


さいごに
JUMPの知名度は確かに低かった。
けれど「嵐にしやがれ」の時に、全くジャニーズ関係ないLINEが来て、「JUMPって人が多いんだね」と。
少なくとも、全く知らない層でたまたまテレビを見た人にJUMPの存在を知ってもらえている。
(ちなみにこの時に「伊野尾だよ!」芸を教えたことで、とりあえず「飯尾くん」は知ってもらえた)

それがどれだけいるのかはわからない。
けれどこの24時間、決して、決して無駄ではないと信じている。
今回の24時間テレビの仕事が、自分の武器を使ったお仕事が、また新たなお仕事に繋がって、爪痕をたくさん残してほしい。
そして今までの経験、今回得た経験、そしてこれから得る経験を積み重ねていって、
きっといつか来る単独パーソナリティーの時にまた9人がキラキラ輝いて24時間を駆け抜けていってほしい。
その時にはきっと、ヒット曲も、今までより多くの声援をお手土産にして。


3つのシルエットがどんどん増えて、9つのシルエットになった時に得た確信。
その時のワクワク感と、ドキドキは今でも覚えている。

それから4か月。
初めてTシャツを買って、ちょっとだけ募金をして、レコーダー整理して、引きこもってテレビを見た。
私もJUMPも新しいことを体験したと思っています。
あのワクワクとドキドキは、きっと彼らが目指す「国民的アイドル」になるまで、ずっと続いていくのでしょう。
この大きなお仕事はこの目指す姿への大きな一歩。
これからもたくさんドキドキワクワクしてしまうようなお仕事をしてほしいです。



V6のみなさん、Hey!Say!JUMPのみなさん、DAIGOさん、松下奈緒さん、そして出演者の方、スタッフのみなさん。
本当に24時間、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。



ちなみに、全編通して一番泣いたのは林家こん平師匠が笑点の舞台に上がって「ちゃら~ん」をやった時です。


(8/24追記)
今日、髙木くんが書いたJUMPの日記、通称「ゆやぺ」が更新された。
そこには、数年前辞めようとまで思った彼が、グループで一匹狼になってしまった彼が、メンバーラインで「大好き!」と送ったという話が綴られていた。
それだけでも素敵な話なのに、それに対してメンバーが「俺の方が好きだ!」とかまあかわいい返事をしたということも綴られていて。
きっと、今回のテーマ「つなぐ」というのは、何も先輩や後輩、上の世代と下の世代という縦の線をつなぐだけではなかったんだと思う。
バラバラの「他人」が一つのグループになって、別々の気持ちを持っていたけれど、8年の月日が他人を「仲間」に、つなげたんだと。

余韻も冷めない中、素敵なことを最後に教えてくれたと思いました。