ああ、強くなりたくて、もっと、熱くなりたくて
ゆうとりん誕生日おめでとう記事。
中島裕翔のことを知らなかったんです。
理想の息子とか、半沢直樹とか、弱くても勝てますとか、水球ヤンキースとか。
本当はファンになる前から物凄く見ていたはずなのに、本当に申し訳ないけれど印象がない。
いや、存在は認識しているけれど「ジャニーズの子」だとは思っていなかったんです。
私は申し訳ないけれどJUMPの大半がジュニアとして活躍していた時期を知らない。*1
だから彼がジュニアの中でとてつもない待遇を受けたスーパーエリートだってことも知らなかったんです。
だって昔のMステでは先輩たちより前に映ってるし、ドラマはじゃんじゃん出てるし、旧7でもUMPでもセンターで歌っている。
これをエリートと呼ばずに何と呼ぶ?*2
そんな彼のことを認識したのはJUMPを本格的に知ってから。
あのドラマにも、このドラマにも出てたんだと知ったのも好きになってから。
「ジャニーズっぽくない」を自分でも感じていたのです。
中島裕翔のことを知ったんです。
1万字インタビューを読んで、山田くんとの確執を知りました。
やまゆとと言えば理想の息子で共演していたな、と知った後なので、あのとき険悪なムードで、それもつい最近まで険悪だったということに衝撃を受けました。
けれど、それに至るストーリーを知ると、何とも言えない気持ちになりました。
ジュニアの中でもエリートでセンターが普通だと思っていた少年が、いきなり他の子にセンターを奪われ、少しずつ後ろに下がっていく。
伸びていく身長と下がる位置、追い抜いた子は更に前に行く。
そこでどうもがいて、たくさん嫉妬して、そして自分の武器を見つけていく。
そのストーリーを知ってから聴く「明日へのYELL」はもう感動しかないんです。
いつだって空を見上げて 明日の自分探していた
満たされない足りない何かを知らないまま
あの曲はまさに、「彼の曲」だと、信じて疑いません。
中島裕翔のことを信じたいんです。
JUMPがブレイクするきっかけとなることを。
若手俳優が戦国時代なこのご時世に、ジャニーズの肩書きなしで戦える唯一のメンバーだと思っています。
だからどんどんどんどん演技の仕事をやってほしい。色々な姿を見せてほしい。
そしてアイドルのキラキラを見せつけてたくさんの人をそのギャップで落としてほしい。
それができるメンバー、それが裕翔くん。
演技力の礎や環境に慣れることは、きっとジュニア時代にドラマにたくさん出ていたことで培われていて。
センターを下げられた一因になったかもしれない高身長は、「普通の人」という役やモデルの仕事など、あのとき抜かされた彼にはできない仕事をたくさん呼び込んでくる。
あの時失ったであろうものの代わりに、とても大きな武器を、彼は持っている。
「中島裕翔のことを知らなかった」なんて言わせない世界が、きっと来る。
誕生日、おめでとうございます。
まだ22歳、されど22歳、武器を持って戦うときだ。