ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

溢れそうな悲しい涙なんて

ジャニーズと芸人が戦ったあの番組について。
終わったから、あえて思ったことを素直に言おう。



これこそ、あくまでいち視聴者、いちジャニオタの意見なので、軽い気持ちで読んで欲しい。


放映までも、ファンの間では賛否両論あった。
(大半がTwitter公式がうざいだった気がするが)
実際に放映されても、評価はわかれているようだ。

確かに、色々なグループのメンバーをたくさん出して華はある。
もちろん、時間の制限やお金の問題はあるから、グループのメンバー全員を出せとは言えないし、全員に話す機会や、スポットを当てろとは言わない。
伊野尾さんなんか出たの一瞬なのにその一瞬でかわいいの一言。
企画を考えるのも簡単ではないし、やはり実況しながら盛り上がれた。


では何が不満だったか。私の意見を挙げてみる。

まず1つは単純、わくわくが持続しなかった。
正直、事前番組や、テレビ雑誌でお腹いっぱいになってしまった。
結果的に、推しの子が成功するしないに興味がなくなってしまっていた。
また、確かに最後の綱渡りはドキドキとハラハラの見ものでしたが、さすがに5人×2は長い…これをずっと続けるのかと思い、普通にお風呂に入りに行ってしまった。
もう少し惹きつけられるものを出せなかったのかと思う。
いや、普通は「勝敗」が惹きつけられるものなんだろうけども。


理由の2つ目は、色々と賛否両論となっていた罰ゲーム、土下座だ。
Twitterで見た意見で、「あくまでゲームだから、笑えるものがいい」とあった。
心が狭いだの、こういう意見があるからテレビがつまらないだの言われるかもしれないが、土下座は罰ゲームでチョイスするものではない。
わさび寿司やら粉まみれやらは笑える。また、明らかに笑う場面での自主的にする土下座なんかよくあるものだからいい。

今回のような「させられる土下座」は見ている方も不快になる人が多いと思う。
昨今、店員に土下座をさせて事件になっている。所謂バカッター的なやつだ。
これとテレビパフォーマンスを一緒にしては失礼ではあるが、こういった事例がすでにあることなのだ。

今回はジャニーズが土下座をしたが、これが逆で芸人の皆さんがしていても同じことを思っていたはず。
それを見て、芸人がジャニーズ様に勝てるわけないんだよプギャー なんて思う人なんて多分視聴者のうちごく少数だろう。

と言うより、視聴者は別にどちらが土下座しようと興味があまりないと思います。

これだけ言っても、私には代替案を考えられないので、企画した方には申し訳ない気持ちではある。


しかし、この土下座の件、普通にやっていたらきっともっと興ざめだっただろう。
笑いをスパイスした男がいたから、多少笑えるものになった。

中島裕翔である。

彼はかつて出演していた半沢直樹の大和田常務のモノマネをしながら土下座をした。
ただ一人、あの雰囲気の中、ただひたすらに。
これも台本だったらもう手の上で転がされてる私たちですが、きっと本人が勝手にやったことだと信じて。


私としては、異業種が対決する構図はやはり面白いし、第二弾があれば見たい。そのときはぜひ出ていないメンバーを出してほしいと思う。
もう少し、ジャニーズも芸人もそれぞれの個性を光らせることができる企画で戦ってほしいこと、

そして、テレビの前の圭人の涙があふれそうにならない番組ができることを祈っている。