ばいおぐらいふ

出戻りジャニオタの、たわごと。

大妄想祭り 2nd season その1

暗殺教室公開記念、せんせーションズのコマンダーが、せんせーションズのメンバーと出会う話を妄想してみた。
要するに、毎朝の満員電車での現実逃避を兼ねた痛いアラサーの妄想です・・・

表現めんどくさいのでコマさんの視点でひたすら。



謎の生物、通称”殺せんせー”と呼ばれるそいつを倒すには仲間を集めなければならない。
このコンピュータが割り出す、成功確率100%のメンバーについて一人も知らない。なぜなら俺も含めて皆、暗殺集団だからだ。
正直、幼い頃から一人で戦ってきた自分にとって、仲間なんて今までいなかったし、どうやって仲間を作るのかもわからない。

悩んでいると携帯が震えた。
仕事の依頼かと思いきや、見知らぬアドレスだった。
「会って話がしたいです。ドクター」

1st meets Doctor
「あのシュミレーションシステムを作ったのは私なんですよ」
渋谷のお洒落なカフェで、そう目の前で話す小柄(とはいえ俺もそんなに変わらないが)な男はドクターと名乗った。
なぜ連絡先を知っているのか聞いてみると、
「あのシステム導入した時にユーザー登録したじゃないですか、それですよ」と口角を上げた可愛い顔で言った。何を考えてるかわからないが。

(ドクターが作った)システムでは殺せんせーを倒すにはこの男と一緒に戦う必要がある。
そのことを切り出そうとすると先に声を発したのはドクターだった。
「殺せんせーの件ですよね、いいですよ、協力しても。あのような貴重な検体が手に入るのは科学者として嬉しい限りですから。」
得てして最初の仲間はすんなりと加わった。仲間を集めるってこんなにすんなりいくものなのか。
「ただし条件があります。私は研究に没頭したいので、仲間集めと毎日のご飯をあなたにお願いします。週に1回・・・いや2回はカレーがいいですね。スパイスは脳に刺激を与えますから。」

・・・我儘だな。けれど不思議と許せてしまう。


後日、ドクターからラインが届いた。ラインが連絡手段なのは画像も送れるし、この方が今後連絡が楽だからとドクターが提案したからだ。

「そういえば、この方と一度一緒に武器を開発したことがありますよ。」


2nd meets Geek
ドクターのつてで「ギーク」という男にアポを取ることができた。
指定された場所は・・・廃工場?
おそるおそる中に入ると、文字通り火花を散らし何かを作っている丸まった背中が見えた。
この男は俺と目を合わせないし、話そうともしない。
しかし俺の持ってきた手土産を渡し殺せんせーの件をお願いすると、二つ返事で了承を得た。
ドクターのアドバイス通り、「山形県産 つや姫」の手土産は効果てきめんだ。むしろこんなに効果があるとは思わなかった。どんだけ好きなんだ。

それにしても、不思議な男だ。
手土産をすぐに炊き始めるし、ふと外を見ると家庭菜園をやっているのかプランターも見えた。
野菜でも育てているのかと思ったら、見たことのないハーブのようなものだった。最近ニュースでこれを育てた人が逮捕されていたような・・・

そんなことを思っていると、できたてほかほかのご飯が2つのお茶碗に盛られて出てきた。ご飯のお供はあのハーブではなかった、よかった。
白米がどれだけ好きなのかわからないが、ギークはご飯を食べている時はとても饒舌に色々な話をしてくれた。実は42歳だってこと(開発に没頭していたから肉体の成長が成長についていかなくなったらしい)、初めての武器開発のこと(友人が刺された復讐のためらしい)、本名が「田中」ということ・・・面白い男だ。

しかしご飯を食べ終わり、お茶碗を置くと奴の目が鋭く光った。
その瞬間、何かが飛んできた。ナイフだ。
「お米は1粒残さず食え・・・」
そういえばドクターも言ってたな、「白米とマナーにはうるさい」と。


何はともあれ、ギークという男が仲間になったことや、今日あったことををドクターに伝えた。面白いエピソードを持っている男だったと。
するとドクターから返信が来た。
「あー、ギークさんはとてもテキトーなことを話すので、鵜呑みにしない方がいいですよ。」
・・・やはり不思議な男だ。


つづく(かはわからない)